【目的】
ベトナム社会主義共和国を対象とした看護師の養成と日本国における就労支援
【事業概要】
1. ベトナム社会主義国での日本語教育支援
2. 看護師 国家資格取得に対する支援
3. 看護師 国家資格取得後の就労支援
4. 日本在留中の生活全般の管理・指導・相談
5. 日本国内の医療・福祉関係機関における外国人材活用コーディネート【協力教育機関】
タイビン医科・薬科大学
タイビン医科・薬科大学概要
所在地 | 373 Lybon Street, Thai Binh City, Thai Binh Province, Vietnam |
タイビン省 | タイビン省(ベトナム語:Tinh Thai Binh , 漢字:太平省)は、ベトナムの省(地方自治体)の一つ。
ハノイ市から110km、ハイフォン市から70km。人口は約179万人。省都はタイビン市。紅河デルタ地方(紅河の最下流に立地)に位置する豊かな穀倉地帯。 |
概要 | 国立の医科大学(全国8医科大学)
附属病院(232床) 医学部(6年制)、薬学部(5年制)、看護学部(4年制)専門課程コースが設置されている。 大学院:博士課程、修士課程 全学生数:5,856名 |
日本との交流 | 大阪大学グローバルコラボレーションセンター(略称:GLOCOL)
2010年5月31日に覚書を締結し相互交流を深めている。 |
主な学部の学生数 | 医学部 | 医師(6年) | 2,680名 |
医師(4年) | 1,278名 | ||
伝統医学医師 | 290名 | ||
薬学部 | 薬剤師(5年) | 281名 | |
看護学部 | 看護学士(4年) | 289名 | |
公衆衛生 | 公衆衛生学士 | 485名 |
日本の看護師国家資格取得を目指して
ベトナム社会主義共和国で学んでいる
看護学部大学生の養成支援事業を行なっています
現在、日本と諸外国との間で「EPA(経済連携協定)」が結ばれ、そのうちの人的交流として「看護師・介護福祉士候補生」が数多く来日しています。しかしながら、種々の要因により合格者数は伸び悩んでいるのが現状です。
このような状況の中、本事業を民間主導で成功させるべく2010年に初めて訪越し、国や関係各所、様々な企業の協力によって、ベトナムのタイビン医科薬科大学との間で調印式を行うに至りました。
調印の内容は「日本の看護師国家資格の取得を目的としたタイビン医科薬科大学での看護研修プログラムの強化」で、日本の看護師不足を補うだけでなく、日本で学んだ看護技術をベトナムに持ち帰り、ベトナム看護の底上げを図ろうというものです。
現時点においては民間主導で事業を進めていくこととなりますが、将来的にはベトナム・日本両国の国益に直結する本事業を国家間プロジェクトとするべく、今後も強固な協力関係を築いて参ります。
しかし、残念ながら日本はまだまだ外国人就労者に対して門を閉ざしており、特に医療・介護分野の人材の受け入れに関して消極的で、外国人看護師が日本の看護師国家資格を得る為には、かなりのハードルが設けられている状況にあります。
国際社会における日越両国の医療の発展を目指し、ベトナム人看護師の受入をご検討して頂ければ幸いです。
※ 現在、この事業にご興味のある協力医療機関様を全国から募集しております。EPAとの違いなど詳細をお伝えしますので、コチラからお問合せください。